私たちの首や肩は体重の8~10%ほどの重さがある頭部を支えています。これは体重が60㎏の男性の場合、4.8~6㎏もあることになります。
その重い頭を、首まわりの筋肉で支えている為、不良姿勢が続くと筋肉が疲労し緊張してくることで、必要な酸素や栄養を運んでくれる血流が悪くなります。その事により、首や肩に重だるい感じがしたり、首や肩を動かす時に何か詰まる感じがする、また、ひどい方では頭痛や吐き気などの症状がでてきます。その状態が続きますと、精神的にも不調になることがありますので「ただの肩こり」と放置することは良くありません。
ところで、肩こりは首や肩の筋肉に原因があると思っていませんか?
しかし実は肩こりの症状があっても首や肩まわりの筋肉に原因があり、肩がこっているのではないことがほとんどです。
もちろん、肩には僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)、板状筋(ばんじょうきん)などの様々な筋肉があり、肩こりはそれらの筋肉に必要な酸素や栄養を運んでくれる血流が悪くなった結果起こる症状です。
ですが、なぜ?それらの筋肉が緊張するのか?
当院ではまず、可動性や骨盤の状態、左右の下肢長差や開きなどをチェックさせていただき、そのあたりの原因をくわしく説明させていただきます。
そして、身体のバランスを整え、全身バランスが整ったら、手技によるアプローチで筋肉の緊張を和らげ、滞った血流をもとに戻します。
その場しのぎの施術ではなく、肩こりを繰り返さない正しい姿勢を維持できるように骨盤や背骨を調整し、生活習慣に対してもアドバイスさせていただきます。
「肩こりが治らない」「肩こりによる頭痛がひどい」という方は、ぜひ一度当院にご相談ください。